楽天カードの審査状況
以前から「審査基準が甘い」と言われ続けてきた楽天カード。
あまりにもその印象が強いため、「カッコ悪いカード」の代名詞にもなってしまうほどでしたが、その性能から今も大人気のクレジットカードとなっており、2020年9月18日付のPR TIMESの記事では、女性が選ぶクレジットカードランキングで利用率第1位となっております。
では、そんな大人気の楽天カードの審査状況は現在どうなのか?集計した結果を解説していきたいと思います。
2022年最新の審査状況は?
依然、カード審査の状況は甘めの「楽天カード」ですが、イオンカードと同様の理由で、これまでに比べたら多少厳しくなったようです。
それは、楽天銀行キャッシュカード一体型である「楽天銀行カード」の存在があるからです。
この「楽天銀行カード」とは「楽天銀行の口座開設」が必須となりますので、楽天側からしても「クレジットカードのユーザーと楽天銀行の利用者シェア」を同時に増やせる、というメリットが有る一方、自前の銀行口座を抑えておける為、通常のカードよりも回収リスクが低くなるということもあり審査を甘くしているのだと思われます。
楽天カードの入会条件
楽天カード 申し込み資格 | |
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年齢 | 18歳以上 |
職業 | 主婦、アルバイト、パート、学生も可 |
追記 | ※高校生は除く ※未成年の方は親権者の同意が必要 |
楽天カードの審査に落ちてしまった方の主な原因
コレほどまでに「審査が甘い」と言われてきた楽天カードですが、それでも審査に落ちてしまう場合があります。
それは「年収に見合わないキャッシング可能額を希望」した場合です。
現在、2010年に、ヤミ金やグレーゾーン金利などを取り締まるために施工された貸金業法の改正により、年収の3分の1が借入限度額となっています。
つまり年収300万円の方でしたら100万円が限度額となるのですが、ここにはケータイ電話の割賦金なども含まれるので注意しなくてはなりません。
さらにそれ以外にも、審査落ちした方の口コミで目立つのが、申込時に「リボ払いを選択しなかった」というものです。
特に「楽天カード」のように年会費無料のカードは、支払い手数料のみが利益となりますので、例えば、一回、二回払い、のみでしかユーザーが利用しなければ、利益を出すどころか管理コストだけがかかって赤字になってしまいます。つまり手数料の高い「リボ払い」ユーザーは楽天にとって上客ということになります。
楽天カードの審査に通る方法
つまり「楽天カード」の審査を確実にパスする方法としては、
まず「キャッシングは希望しない」
そして、「支払い方法をリボ払いにする」
のが懸命です。
どちらもカードの盤面デザインの様に「入会後に変更できない」といったものではありませんので、一旦これで審査を通してカードを手に入れた後に変更手続きをしましょう。